自転車盗み飲酒運転 家庭裁判所の50代男性書記官 停職1か月の懲戒処分に

他人の自転車を盗み酒を飲んで運転したとして、福岡家庭裁判所の50代の男性書記官が停職1か月の懲戒処分を受けました。 28日付で停職1か月の懲戒処分を受けたのは、福岡家庭裁判所久留米支部に所属する50代の男性書記官です。 福岡家庭裁判所によりますと、この男性書記官は2024年11月16日午前3時ごろ、福岡県久留米市内で他人の自転車を盗んだ上、酒を飲んで運転したということです。 男性書記官は酒気帯び運転の疑いで逮捕・略式起訴され、罰金20万円の略式命令を受けた他、窃盗の疑いで書類送検され、起訴猶予となっています。裁判所の聞き取りに対し男性書記官は、「様々な人の信用や信頼を裏切ることをしてしまい、大変申し訳ないことをしてしまった」などと話しているということです。 福岡家庭裁判所の立川毅所長は「裁判所職員に対する国民の信頼を裏切る行為であり、誠に遺憾である。職員に対する指導を徹底していきたい」とコメントしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加