ハンマーで殴られた母親死亡 死因は“頸部圧迫による窒息” 容疑を殺人に切り替え捜査 北海道

北海道苫小牧市で2025年2月28日、自宅で母親の頭を、ハンマーで殴るなどの暴行を加え殺害しようとしたとして、男が逮捕された事件で、意識不明の状態で搬送された母親(63)が搬送先の病院で死亡しました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、苫小牧市の西根昇吾容疑者(36)です。 西根容疑者は28日午前9時前、苫小牧市内の自宅で、母親の頭をハンマーで殴るなどの暴行を加え、殺害しようとした疑いが持たれています。 西根容疑者が「同居の母をハンマーで殴った」と110番通報し、警察が駆けつけたところ、女性が居間付近に倒れていたということです。 母親は頭部から出血していて、意識がない状態で病院に搬送されましたが、その後搬送先の病院で死亡が確認されました。 母親は、複数の頭蓋骨骨折、さらに、首に細いもので絞められた跡がありました。 解剖の結果、母親の死因は頸部圧迫による窒息と判明しました。 警察の調べに対し西根容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているほか、「ハンマーで殴った後、手や延長コードで首を絞めて殺した」と話しているということです。 警察は自宅の中から凶器とみられるハンマー1本と延長コードを押収しました。 西根容疑者は両親と3人暮らしだったということで、警察は容疑を殺人に切り替えて捜査を進めています。

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