海外に逃亡の資金洗浄グループのメンバー、新たに2人逮捕です。 3月3日、フィリピンから成田空港に身柄を移された資金洗浄グループ「リバトン」のメンバー・伊藤真也容疑者(37)と川崎博之容疑者(38)。おととし、詐欺事件などの被害金約210万円を別の口座に移し替え、資金洗浄をした疑いなどが持たれています。 「リバトン」は傘下に約500社のペーパーカンパニーを抱え、資金洗浄のために約4000の口座を不正に集めていたとみられています。 事件をめぐっては、これまでに17人が逮捕され、グループのトップ・石川宗太郎被告(36)がすでに起訴されています。 伊藤容疑者はグループの主要メンバーで、ペーパーカンパニーの設立や送金などを担っていたとみられ、警察の取り調べに対し黙秘。一方、川崎容疑者は「身に覚えがありません」と容疑を否認しているということです。