「白トラ」疑い、荷主を初立件 共謀で、警視庁

国土交通相の許可なく白ナンバーのトラックを使って鋼材を有償で運んだとして、警視庁交通捜査課は5日までに、貨物自動車運送事業法違反の疑いで、運送業森田明容疑者(72)=千葉市花見川区=と、依頼した荷主側の鋼材卸売会社社長前田政洋容疑者(45)=東京都狛江市=を逮捕した。同課によると、荷主側を共謀容疑で立件したのは全国初としている。 前田容疑者が森田容疑者に直接運送を依頼したとみられる。白トラを巡る事件では、仲介業者を通じて依頼するケースが多い。 逮捕容疑は共謀して2024年10月、国交相の許可を得ず、千葉県船橋市から、同県浦安市や東京都足立区に、鋼材を有償で運んだ疑い。

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