「妻が所在不明になった」 保釈中の31歳女の夫が通報 広島県警がカルロス・ゴーン逃亡でできた新法を初適用

広島県警廿日市署は5日、廿日市市の無職女(34)を刑事訴訟法違反(制限住居離脱)の疑いで逮捕した。日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告が保釈中にレバノンへ逃亡した事案などを受けて2023年5月の同法改正で新設された制限住居離脱の適用は広島県警では初めて。 逮捕容疑は24年9月2日、裁判所の許可なく自宅から3日を超えて離れてはならないとの条件で広島地裁から保釈されたが、同10月13日から11月6日まで自宅に帰らなかった疑い。 同署によると、容疑者は昨年8月に窃盗(万引)の疑いで同署に現行犯逮捕された後、常習累犯窃盗罪で起訴されていた。夫から「妻が所在不明になった」と連絡があり発覚。11月6日に沖縄県内で別の窃盗(万引)の疑いで逮捕されていた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加