22年前に元同僚殺害か男(46)を逮捕 15年前に白骨遺体で発見

15年前、川崎市高津区の竹林で男性の白骨遺体が見つかった事件で、神奈川県警は22年前に元同僚を殺害したとして男を逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕されたのは川崎市麻生区上麻生に住む会社員酒井義幸容疑者46歳です。 県警によりますと酒井容疑者は2003年4月、川崎市内やその周辺で当時26歳だった清野敏明さんの上半身を刃物のようなもので複数回突き刺すなどして殺害した疑いが持たれています。 2010年4月に川崎市高津区千年の竹林の斜面で、2003年11月に父親から捜索願いが出されていた清野さんが白骨化した状態で見つかりました。 その後の司法解剖で、清野さんの上半身に刃物のような凶器を使用したとみられる傷が複数あったことなどから県警が殺人事件として捜査を続けていました。 2人は酒の販売店で働いていた元同僚で、捜査関係者によりますと当時、酒井容疑者は店長でしたが事件の9カ月前に退職。 副店長だった清野さんが店長に昇格していたということです。 調べに対し酒井容疑者は「やっていません」と容疑を否認しているということです。 県警は高津警察署に捜査本部を設置。 2人の間に何らかのトラブルがあったとみて動機などを詳しく調べています。

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