虚偽の110番通報を4時間で14回重ね、警察業務を妨害したとして、我孫子署は5日までに、偽計業務妨害の疑いで我孫子市、無職の男(46)を逮捕した。 逮捕容疑は2月14日午後5~9時ごろ、住んでいるマンションで「下から音を鳴らしてくる」などと計14回にわたり、うその内容の110通報を行って署員を出動させ、業務を妨害した疑い。 同署によると「うその110番通報はしていない」と容疑を否認している。 容疑者は数年前からマンション内での騒音を訴える110番通報などを繰り返しており、昨年の110番通報は計4250回に上っていた。通報数は今年に入り、1月に1182回、2月は1288回と増えた。これまで、訴えのような騒音は確認されず、2月14日も同署が現場周辺に警察官を配置したが、通報時間帯の騒音はなかったという。(本紙・千葉日報オンラインでは実名報道)