去年12月、福岡市南区で配達用の屋根付き3輪バイクを運転中に一時停止の道路標識を無視して交差点に進入したとして、42歳の配達業の男が逮捕されました。 現場で手続きをした場合、一時不停止の行政処分は「反則金7000円・違反点数2点」ですが、男は「後ほど交番へ行く」と言って現場を立ち去ったまま警察の呼び出しにも応じなかったということです。 道路交通法違反(指定場所一時不停止)の疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区に住む42歳の配達業の男です。 配達業の男は去年12月28日午後2時10分ごろ、福岡市南区那の川で配達用の屋根付き3輪バイクを運転中に一時停止の道路標識を無視して交差点に進入した疑いが持たれています。 交差点に進入した後、警察官から停止を求められた男は「仕事中で急いでいる。後ほど交番に行きます」と話して現場から立ち去っていました。 当日、男が交番に来ることはなく、その後、警察は数十回にわたり男に電話。 男は、そのうち数回電話に出ましたが電話をかけた警察官に「令状を持ってこい」などと話し、呼び出しに応じなかったため、警察が逮捕令状の発付を受け6日に執行したということです。 男が現場で手続きに応じていた場合、一時不停止の行政処分は「反則金7000円・違反点数2点」でした。 取り調べに対し、42歳の配達業の男は「私は一時停止したので事実については間違っています」などと話し、容疑を否認しています。