マンション敷地内から電動アシスト自転車を盗んだとして、鶴見署は5日、窃盗の疑いで、横浜市鶴見区に住む自称会社員の男(35)を逮捕した。盗まれた自転車はフリーマーケットアプリに出品されており、気付いた被害者が自宅近くの別のマンションに置かれているのを見付け、捜査が進展した。 逮捕容疑は、2023年10月1日午前10時ごろから同10時半ごろまでの間、同区のマンション敷地内で会社員男性(41)の電動アシスト自転車(約10万円相当)を盗んだ、としている。 転売されている可能性を考えた男性の妻が、フリーマーケットアプリに出品されているのを発見。あらためて周辺を探したところ、2日後に、約550メートル離れた別のマンションの敷地に置かれている自転車を見つけたという。 署幹部は「被害品が見つからなければ捜査は難しくなる。被害者の男性や奥さんが執念で見つけてくれて助かった」と話していた。