大川原側、不起訴不当議決で会見 「迅速に起訴を」東京地検に要請

「大川原化工機」(横浜市)の社長らが外為法違反罪などの起訴を取り消された事件で、虚偽有印公文書作成・同行使容疑などが不起訴となった警視庁公安部元捜査員を、検察審査会が不起訴不当と議決したことを受け、同社側が7日に東京都内で記者会見し、迅速に起訴するよう東京地検に求めた。同社代理人の高田剛弁護士は「議決を真摯に受け止めるべきだ」と述べた。 審査申立書によると、逮捕された同社元取締役島田順司さん(71)の取り調べを担当した元捜査員の警部補は2020年3月、島田さんの言い分を聞き取る弁解録取書を故意に破棄し、過失で破棄したとする虚偽の報告書を同庁に提出したとしている。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加