静岡市はJR静岡駅のエスカレーターで、通行人のスカートの中を盗撮しようとしたとして盗撮未遂の容疑で現行犯逮捕された男性職員を懲戒免職処分としました。 7日付で懲戒免職処分となったのは清水区役所清水福祉事務所生活支援課主任主事の33歳の男性職員です。 静岡市によりますと、男性職員は2024年12月13日、JR静岡駅のエスカレーターで女性のスカートの中を撮影し、性的姿態等撮影未遂容疑で現行犯逮捕されました。 理由について男性職員は、「精神的に不安定で行ってしまった。プライベートと仕事で悩みがあった」と話しているということです。 また、男性職員は逮捕されるまでの間に不定期に盗撮行為を行っていて、スカートの中を盗撮したものは少なくとも10回前後、女性の後ろ姿などを含めると少なくとも30回ほどあることが市の聞き取りで分かりました。 静岡市は、「今後職員に対しては一層の綱紀粛正を 図るとともに、信頼を早期に回復できるよう努めてまいる」とコメントしています。