遊佐町の太陽光発電施設から電力用のケーブルを盗んだ疑いで逮捕されたスリランカ国籍の男2人が7日、窃盗の罪で起訴されました。2人は容疑を認めていて、過去に建設工事の仕事をしていた際、庄内地方を訪れたことがあったということです。 窃盗の罪で起訴されたのは、ともに茨城県に住むスリランカ国籍の男2人です。起訴状などによりますと、2人は去年8月10日から翌日までの間、遊佐町の太陽光発電施設で電力用ケーブル約1300メートル、時価約543万円相当を盗んだとされています。2人はその後、盗んだケーブルを茨城県内の金属買取業者に売却していました。 捜査関係者によりますと、2人は容疑を認めていて、「過去に建設工事の仕事をしていた際、庄内地方を訪れたことがある」という趣旨の供述をしていることが新たにわかりました。また「ほかにも複数の共犯者がいる」などとも供述しているということです。 警察は、2人は現場の土地勘があり犯行に及んだとみて、どのように侵入したのかなど詳しく調べています。