長野県白馬村の県道で8日夜、外国人観光客を車ではね、その場を立ち去ったとして、ひき逃げなどの疑いで埼玉県の会社役員の男が逮捕されました。 過失運転致傷とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、埼玉県草加市の会社役員の男(38)です。 警察によりますと午後10時半ごろ、白馬村北城の県道の左側を歩いていた、村内で外国籍の男性(24)に乗用車を衝突させ、救護せずにその場を立ち去った疑いがもたれています。 はねられた男性は顎に擦り傷を負うなど軽いけがを負い、付近をパトロールしていた警察官に通報しました。警察は9日早朝、容疑者を緊急逮捕しました。 男性と容疑者はともに旅行で白馬村を訪れていたということで、容疑者は警察の調べに対し、「事故を起こし逃げた」と容疑を認めているということです。