10日未明、福岡県飯塚市で、無免許のうえ酒を飲んで車を運転したとして、会社員の男が現行犯逮捕されました。男は1月に飲酒運転で捕まり、キップを切られたと話しているということです。 警察によりますと、10日午前2時前、飯塚市飯塚の繁華街の交差点で、信号待ちしている軽乗用車に、警ら中の覆面パトの警察官が気づきました。 場所や時間帯から飲酒運転の可能性があるとみて後をつけたところ、車は右折や左折を繰り返し、狭い道へ入ったため停車を求めました。 しかし、車はすぐには従わず、約150メートル走ってようやく止まったということです。 運転していた男を調べると、無免許のうえ、吐いた息から基準値の2倍を超えるアルコールが検出され、警察は嘉麻市の会社員・西方茂徳容疑者(41)を無免許運転と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。 西方容疑者は容疑を認め「市内の焼肉屋やスナックで酎ハイを5〜6杯飲んだ」「今年1月に飲酒運転で捕まりキップを切られた」と話しているということです。