9日、職務強要の疑いで十日町市の無職の男(48)が逮捕されました。 警察によりますと男はことし2月、十日町市役所に電話をかけ、応対した市職員の男性(30代)に対し「市役所にガソリンをまいて火をつける」などと言い脅迫した疑いがもたれています。 男は生活保護受給者で、生活保護費の医療扶助対象外となる診療費、そしてその通院のための交通費を支給させる目的で市役所に電話をしたということです。 男性職員から警察に届け出がありこの事件が発覚。通話記録などの捜査により、男の逮捕に至りました。 警察の調べに対し、男は「若干内容にウソがある」と供述し、容疑を一部否認しています。 警察は男がほかの同様事件に関与していないかなど捜査しています。