去年10月、茨城県八千代町の畑で、白骨化した女性の遺体が見つかった事件で、警察は10日、女性の長男を殺人の疑いで逮捕しました。 殺人の疑いで逮捕されたのは、無職の増保靖太郎容疑者（45）です。 増保容疑者は2020年4月、古河市の自宅で、同居する母親・森順子さん（当時65）の顔を蹴るなどしたうえ、ペーパーナイフで首を複数回刺して殺害した疑いがもたれています。 この事件をめぐっては去年10月、八千代町の畑から、シートに包まれ白骨化した遺体が見つかり、警察のDNA鑑定で遺体が森さんであることが明らかになっていました。 増保容疑者が警察の聞き取りに対し、ペーパーナイフで森さんの首を刺すなどしたという趣旨の話をしたため、警察が自宅を家宅捜索したところ、事件で使用されたとみられるペーパーナイフが見つかったことから逮捕に至りました。 警察は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて詳しく調べています。