北九州市の老人ホームで、入所者の男性の首を絞め殺害しようとしたとして10日、元職員の男が逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは遠賀町田園のパート末広誠容疑者(51)です。 警察によりますと末広容疑者は去年12月、当時介護職員として勤務していた北九州市若松区の老人ホームで、入所者の93歳の男性の首を絞め殺害しようとした疑いです。末広容疑者は事件当時、夜間勤務をしていて、男性と個室で2人きりの状況でした。その後、末広容疑者が老人ホームの別の職員に「男性の首にあざがある」と話したことから事件が発覚。防犯カメラの映像などから末広容疑者の関与が浮上したということです、 警察の調べに対し末広容疑者は「うるさかったので静かにさせるため首を絞めた。殺すつもりはなかった」などと話し、殺意を否認しています。