澳門海關(マカオ税関)は3月10日、海域のスマート監視システム及び赤外線暗視カメラ等のIT設備を活用して高リスク地点に対する法執行能力向上と取り締まり強化を図る中、同月8日にコロアン島南部のハクサビーチ付近で密航事案1件の摘発に成功したと発表。 税関によれば、8日夜、スマート監視システムと赤外線暗視カメラによるモニタリングを通じ、不審な船がハクサビーチ沖を航行し、その航跡に異常な点があったことに気づき、密航の疑いがあるとして速やかに高速パトロール艇、パトロール員、ドローン部隊による追跡を開始。その後、高速パトロール艇が不審船を捕捉し、その操縦者の男1人(20)を逮捕すると同時に、ハクサビーチのバーベキュー場近くで不法入境者の男1人(30)を発見、逮捕したとのこと。