6日夜、福岡市東区の住宅に侵入し現金約15万円と腕時計やネックレスなど16点(113万円相当)を盗んだとして、中国籍の男女2人が逮捕されました。周辺では同様の事件が複数発生していて、警察は余罪についても調べる方針です。 住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは中国籍のチェン・リージュン容疑者(男性・37)と同じく中国籍のチェン・リリ容疑者(女性・30)です。 2人は6日午後7時ごろから10時ごろまでの間、福岡市東区にある51歳の会社員の男性が住む戸建て住宅に侵入し、現金約14万8000円と腕時計やネックレス、指輪などの貴金属16点(時価計約113万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。 被害を確認した男性から通報を受けた警察が、防犯カメラの映像や現場の遺留品を調べるなどの捜査をした結果、リージュン容疑者とリリ容疑者の関与がしたということです。 警察によりますと、リージュン容疑者とリリ容疑者は事件前日の5日に中国から短期滞在資格で入国したということです。2人は友人関係とみられています。 警察は「共犯事件のため捜査に差し支える」としてリージュン容疑者とリリ容疑者の認否を明らかにしていません。 福岡市東区では似た手口の空き巣被害が複数発生していて、警察は余罪についても調べる方針です。