吉岡里帆が『日本アカデミー賞』最優秀助演女優賞 初共演・横浜流星の“唯一の弱点”告白「人間味を感じた」

『第48回 日本アカデミー賞 授賞式』が14日、都内で行われ、映画『正体』に出演した女優の吉岡里帆が最優秀助演女優賞を受賞した。吉岡は、令和6年能登半島地震復興祈念公演『まつとおね』で石川・能登にいるためリモート出演した。 同作は、染井為人氏の同名小説を原作とする逃亡サスペンス。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けるも脱走し、潜伏を続ける鏑木(横浜流星)。東京でフリーライターをする沙耶香(吉岡)、大阪の日雇い労働者・和也(森本慎太郎)、長野の介護施設で働く舞(山田杏奈)、刑事の又貫(山田孝之)の4人が出会った鏑木は、それぞれ全く違う姿をしていた。4人の視点から鏑木の正体に迫る物語が描かれる。 吉岡は、主演の横浜流星と初共演。横浜について意外な一面があったか聞かれると、吉岡は「1つだけ、苦手なことが流星くんにもあって。2人で餃子を作るシーンがあったんですが、餃子を包むのが意外と苦手そうで(笑)。すごく人間味を感じて、面白かったです。劇中では私が全然料理をしないタイプの女性を演じていたので、餃子を教えてもらうんですけど、休憩中とかにもうちょっとこうしたらいいんじゃない? みたいなやりとりはした記憶があります」と振り返った。 なお、最優秀美術賞は三浦真澄氏『はたらく細胞』、最優秀撮影賞は佐光郎氏『キングダム 大将軍の帰還』、最優秀照明賞は加瀬弘行氏『キングダム 大将軍の帰還』、最優秀録音賞は横野一氏工氏『キングダム 大将軍の帰還』、最優秀編集賞は安田淳一氏『侍タイムスリッパー』、最優秀音楽賞は世武裕子氏『カラオケ行こ!』、最優秀脚本賞は野木亜紀子氏『ラストマイル』、最優秀助演男優賞は大沢たかお『キングダム 大将軍の帰還』、最優秀外国作品賞は『オッペンハイマー』、最優秀アニメーション作品賞は『ルックバック』、最優秀主演男優賞は横浜流星『正体』、最優秀主演女優賞は河合優実『あんのこと』、最優秀監督賞は藤井道人氏『正体』、最優秀作品賞は『侍タイムスリッパー』となった。

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