去年、アメリカ・コロンビア大学で起きたパレスチナ自治区ガザ地区への侵攻をめぐるデモを主導したとして、元大学院生が逮捕されたことなどを受け、全米に抗議の声が広がっています。 アメリカ・ニューヨークでは15日、コロンビア大学での反イスラエルデモを主導したとして逮捕された、マフムード・カリル氏の釈放を求める大規模な抗議活動が行われました。 活動に参加した団体によると、釈放を求める同様の運動はフロリダ州マイアミやアリゾナ州フェニックスなどでも行われるなど、全米各地に広がっています。 抗議活動参加者「言論の自由が攻撃を受けています。集会の権利や政府に請願する権利も侵害されています。これは、アメリカ国民が自由を守るために立ち上がるべきという警告です」 コロンビア大学のデモをめぐっては、トランプ政権がテロ犯罪にあたるか捜査するなど、圧力を強めています。