高畠町が発注した指名競争入札で不正を行ったとして、職員と建設関連会社の社長が逮捕されたことを受け、町が入札制度の見直しをはかる検討委員会を設置しました。 不正は、高畠町が去年11月に行った橋の補修設計業務の指名競争入札で起きたもので、高畠町建設課の職員と建設関連会社の社長が逮捕されました。 職員は事前に建設関連会社に予定価格などを教え、見返りとして現金およそ100万円を受け取っていたということです。 高畠町 深瀬吉弘 副町長「町民の方々に対して高畠町はこのように変わったんだとというところを一日も早くお示しをして、信頼回復に向けて取り組みたいという意向があってこのたび検討委員会を立ち上げた」 職員の逮捕を受け、町はきょう、入札制度を見直すための検討委員会を設置しました。 検討委員会は副町長をトップに、入札制度に関わる課長らで構成されています。 今後、再発防止の仕組みづくりや職員のコンプライアンスの意識を高める方法などを検討していくということです。 検討委員会は定期的に開かれ、今年7月をめどに新しい入札制度についてのマニュアルを示したいとしています。