中山秀征『シューイチ』若手アナへの“ドッキリ”に批判殺到「配信ライバー事件」直後の“悪ふざけ”に問われる倫理観

3月16日、中山秀征がMCを務める情報番組『シューイチ』(日本テレビ系)が放送された。番組内で起きた“事故”をめぐって、物議を醸す事態となっている。 2011年から日曜日の朝に放送されている同番組は、2025年で放送14年めに突入した。この春、番組は大きな変化を迎える。 「現在、土曜日の朝に放送されている『ズームイン!! サタデー』が3月末で終了し、4月から『シューイチ』が土曜日にも進出し、週2回の放送となることが決まりました。土曜日のMCは、2020年に入社した4年めの田辺大智アナウンサーが務めます。 学生時代にサッカー経験のある田辺アナは、スポーツ中継はもちろん、朝の情報番組『DayDay.』の月曜日から水曜日を担当し、スポーツバラエティ番組『Going! Sports&News』の土曜日アシスタントを務めるなど、活躍の幅を広げています」(スポーツ紙記者) 16日の放送では、田辺アナが、東京ドームで開催された阪神タイガース対ロサンゼルス・ドジャースのプレシーズンマッチを前に、球場から生中継をおこなった。 球場に詰めかけた観客にインタビューするなか、“ハプニング”が……。 「田辺アナが、ドジャースのTシャツを着て、眼鏡をかけた男性に話を聞いていたところ、男性が突然、両手を大きく広げて、『うわー、バーン! バーン! バーン!』と、奇声を発したのです。予期せぬ男性の言動に、田辺アナは『ちょっと待って、待って!』と大あわて。 その様子をスタジオで見ていた中山さんは、『4月からシューイチの土曜MCとして、いろんな方と絡んでいくということで』と語り、“一般男性”になりすましていたのは、お笑い芸人の『チャーミングじろうちゃん』であることを明かしたのです」(芸能記者) 新たに『シューイチ』の顔となる田辺アナへの“ドッキリ”だったというわけだ。ネタバラシをされた田辺アナは「ちょっと〜」と笑顔を見せていたが、Xでは、この企画に対して、 《放送事故 笑えない 面白くない》 《アナの力量試すといえ今のご時世あんな怖い人いるから放送事故に見える》 《放送事故じゃないと言ってるが、見てる側からは完全に放送事故かと》 《不要な演出で不愉快極まりない》 と、批判の声が殺到している。インタビュー相手が突然、驚くべき行動を取るという演出に、不満を抱く人も多かったようだ。 「暴走するチャーミングじろうちゃんを見た田辺アナは、どう対処すればいいか、不安そうな素振りを見せていました。番組内では、岩田絵里奈アナウンサーがすぐに『決して、これは放送事故ではありません』と説明し、アクシデントではないことを強調していましたが、生放送で放送事故を思わせるようなドッキリを仕込むこと自体が、視聴者を置き去りにした“内輪ウケ”狙いだと思われたようです」(前出・芸能記者) スタジオは笑いに包まれたものの、眉をひそめる視聴者がいたのは、直近で起きた“事件”も関係しているようだ。前出の芸能記者が説明する。 「3月11日、ライブ配信アプリで活動していた女性が、都内でライブ配信中、刃物で刺殺されました。容疑者は現行犯逮捕されましたが、ショッキングなニュースとして取り上げられています。そんな事件が起きた矢先とあって、“悪ふざけ”と感じる視聴者もいました」(同前) 4月から週末の“顔”となる番組だけに、見る人を笑顔にすることを心がけてほしいが……。

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