高松市の自宅に赤ちゃんの遺体を遺棄した疑いで２月、２１歳の母親が逮捕された事件で、警察は３月１８日、赤ちゃんが衰弱しているのに放置したとして保護責任者遺棄の容疑で母親を再逮捕しました。 再逮捕されたのは、高松市屋島西町の無職、豊嶋美琴容疑者（２１）です。警察の調べによりますと、豊嶋容疑者は２０２５年１月上旬から１１日ごろまでの間、自宅で当時０歳の長女、嶺空ちゃんがミルクを飲めなくなり衰弱しているのを認識したにもかかわらず放置し、生きるために必要な保護をしなかった疑いです。 取り調べに対し豊嶋容疑者は容疑を認め、「親族や友人に相談していない。衰弱を認識したが、虐待を疑われるかもしれないと思い、周囲の目を恐れて病院に行かなかった」という旨の供述をしているということです。 豊嶋容疑者は２月に自宅に嶺空ちゃんの遺体を遺棄した疑いで逮捕されていて、警察は、嶺空ちゃんが死亡した経緯を詳しく調べています。