先月、大阪府八尾市の住宅で、衣装ケースにコンクリート詰めにされた遺体が見つかった事件で、警察は被害者の女の子の身元が判明したと明らかにしました。 亡くなっていたのは、2000年に大阪府八尾市で産まれた岩本玲奈さんで、死亡したのは6歳から7歳ごろ(2007年ごろ)とみられています。また、玲奈さんの母親は、飯森容疑者から見ると姉にあたるということです。 この事件をめぐっては、大阪市の無職・飯森憲幸容疑者(41)と交際相手の柴田朱里容疑者(36)が死体遺棄の疑いで逮捕されています。 遺体は身長およそ110センチの6歳から7歳の女の子とみられ、警察がDNA鑑定などで身元の特定をすすめていました。 ■「姉が帰らなくなって自分が預かった」 警察によりますと、飯森容疑者は逮捕前の調べに対し、「女の子は姉の子どもで、父親(80代)と暮らしていたが、姉が家に帰らなくなって面倒を見きれなくなり、母親と住んでいた自分が預かった」という趣旨の話をしていたということです。 飯森容疑者は「しつけで叩き、朝起きたら冷たくなっていた。」とも話していて、警察は女の子が死亡した経緯についても調べます。