19日早朝、福岡市早良区にあるマンションの1室に侵入したとして、28歳の自称会社員の男が現行犯逮捕されました。男は酒に酔っていて面識のない住人の76歳男性に殴りかかりましたが、男性がナイフを振り回したためひるんだ隙に取り押さえられたということです。 19日午前6時すぎ、福岡市早良区にあるマンションの1室に見知らぬ男がいきなり押し入り、リビングにいた住人の76歳男性に殴りかかりました。 もみ合いになった末、76歳男性は近くにあったナイフを振り回し、男がひるんだところを取り押さえ警察に通報しました。 76歳の住人男性は、男に顔などを殴られて軽いけがをしほか、男も手に切り傷を負ったということです。 その後、男は通報を受けて駆けつけた警察官に住居侵入の疑いで現行犯逮捕されました。 逮捕されたのは西区小戸の自称会社員・渕上諒也容疑者（28）です。 警察によりますと、渕上容疑者は取り調べに対し「覚えていない」という趣旨の話をして容疑を否認しているものの、酒に酔っていて詳しい聞き取りができていないということです。 警察は、傷害容疑での立件も視野に、渕上容疑者がマンションに侵入した経路や動機などについて調べています。