運転手を危険運転致死罪で起訴 酒気帯びで逆走、男性死なす 静岡地検支部

浜松市中央区の国道1号浜名バイパス下り線で昨年12月、普通乗用車が逆走し、正面衝突した車の運転手が死亡した事故で、静岡地検浜松支部は19日、逆走車を運転していた会社員渋谷颯太容疑者(24)=同区=を自動車運転処罰法違反(危険運転致死)罪で起訴した。 認否を明らかにしていない。 起訴状などによると、渋谷容疑者は同月17日午前6時20分ごろ、アルコールの影響で正常な運転が困難な状態で国道1号下り線を時速約88キロで逆走。正面衝突した車を運転していた内山大輝さん=当時(23)=を死亡させたとされる。 静岡県警は事故翌日、渋谷容疑者を自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。同容疑者は事故当時、大麻成分を含む液体を所持していたとして麻薬取締法違反(所持)容疑で再逮捕され、起訴されていた。 地検浜松支部は罪名の変更について「捜査した結果、危険運転致死罪が成立すると判断した」としている。

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