交通事故にあった知り合いに、保険金詐欺を持ちかけ、保険会社からおよそ2900万円をだまし取った疑いで、和歌山県の整骨院の元経営者が19日までに逮捕・送検されました。 詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは岩出市に住む整骨院の元経営者・和田昌生容疑者(58)です。 警察によると、和田容疑者は、4年前から去年3月にかけて、交通事故にあった知人たちに詐欺の話を持ちかけ、保険会社から保険金合わせておよそ2900万円をだまし取った疑いが持たれています。 詐欺を疑った保険会社から警察に情報が寄せられたことで発覚し、警察が調べたところ、和田容疑者が診察したと偽装した診療記録が見つかったということです。 警察の調べに対し和田容疑者は「お金に困っていた」と容疑を認めているということです。 またこの詐欺に加担した疑いで和田容疑者の知人男女15人も19日までに書類送検されました。