「選挙の過熱を防ぐため」として、徳之島・伊仙町の大久保明町長が任期途中で辞表を提出したことを受け、選挙が5月11日に行われることになりました。住民からは突然の辞職に驚きの声も聞かれます。 27日、6期目の任期途中で辞表を提出した大久保明町長。任期は今年10月まででしたが、過去の町長選で逮捕者が出たことなどに触れ、「選挙までの期間が長くなると過熱するため辞職した」としています。 大久保町長の辞職を受けて、28日、選挙管理委員会の会議が開かれ、選挙は5月6日告示・5月11日投開票となりました。 （伊仙町選挙管理委員会 嶺津太郎委員長）「住民の騒動が起きないような選挙をしていきたい」 一方、伊仙町の住民からは突然の町長の辞職に驚きの声も聞かれました。 （70代無職）「急で驚いた。みんな戸惑っているんじゃないか」 （90代無職）「長いことされていたのでだいぶお疲れだったのではないか。あと半年。頑張ってほしかった」 なお、伊仙町長選挙には、いずれも無所属の新人2人が立候補の動きを見せています。