冷凍庫から遺体が見つかった事件。遺体は凍っていて司法解剖まで１週間ほどかかるため、死因はわかっていません。 滋賀県長浜市の無職・岩瀬浩一郎容疑者（７２）と、息子で裁判所事務官の龍彦容疑者（４９）、堺市のアルバイト・野中秀紀容疑者（６２）は、浩一郎容疑者の自宅にある冷凍庫に成人の女性とみられる遺体を遺棄した疑いが持たれています。 事件が発覚したのは、４月１日、堺市の住宅で死亡した夫婦が「岩瀬浩一郎・龍彦の家に遺体がある」という趣旨の遺書を残していたことでした。警察が遺書を確認し、浩一郎容疑者の自宅の冷凍庫で遺体を発見。浩一郎容疑者と息子の龍彦容疑者、親族とみられる野中容疑者を死体遺棄容疑で逮捕しました。 遺体に目立った外傷は確認されていませんが、服を身に着けた状態で凍っていて、死亡当時に近い状態で司法解剖するには１週間ほどかかるため、死因はわかっていません。警察は遺体の身元の確認を進めるとともに事件のいきさつを詳しく調べています。