愛知県の犬山市役所に正当な理由なく包丁を持ち込んだとして、銃刀法違反の疑いで48歳の男が警察に逮捕されました。 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、自称市内在住で無職の高木宏昇容疑者(48)です。警察の調べによりますと、高木容疑者は、18日正午前愛知県の犬山市役所に正当な理由もなく刃体の長さが約16センチの包丁1本を持ち込んだ疑いが持たれています。 警察や市によりますと、市の社会福祉協議会の相談員が生活困窮の相談に関する件で高木容疑者に電話をかけたところ、高木容疑者は「包丁を持って今から行く」などと言い、電話を切りました。その後高木容疑者が市役所を訪れ、社会福祉協議会の相談員が応対したところ、高木容疑者はズボンのポケットから包丁を取り出しましたが、職員らが説得したところ、手に持った包丁を床に手放したということです。 市の職員から通報を受けた警察官が現場に駆け付け、2階で座っていた高木容疑者を現行犯逮捕しました。警察の調べに対し、高木容疑者は「相手を脅すために持ってきた」などと話し、容疑を認めているということです。 ※「高」ははしごだか