三菱UFJ銀行の練馬支店(東京都練馬区)で貸金庫から顧客の金塊など計約9千万円相当の金品を盗んだとして、警視庁捜査2課は10日までに、窃盗の疑いで元行員山崎由香理容疑者(46)を追送検した。捜査関係者への取材で分かった。捜査2課は一連の事件の捜査を終結した。 追送検容疑は2024年10月までに、勤務先だった練馬支店の貸金庫で顧客4人の預けていた計約4500万円相当の金塊と現金計約4490万円を盗んだ疑い。 捜査2課は1月以降、練馬支店と玉川支店(世田谷区)の貸金庫で金塊や現金を盗んだ疑いで3回逮捕。同課によると、両支店で支店長代理を務め、貸金庫を管理する立場で予備の鍵を使っていた。