八尾の女児コンクリ詰め遺体、殺意否認の41歳男を傷害致死罪に切り替え起訴

大阪府八尾市の集合住宅でコンクリート詰めにされた岩本玲奈(れいな)さん=当時(6)=の遺体が見つかった事件で、めいの玲奈さんに対する殺人容疑で再逮捕された無職、飯森憲幸容疑者(41)=死体遺棄罪で起訴=について、大阪地検は11日、傷害致死罪に切り替えて起訴した。地検は「捜査の結果、証拠の内容を評価した」としている。 起訴状などによると、平成18年12月~19年1月、大阪市平野区の当時の自宅で、玲奈さんの顔を手で数回殴った上、背中や腰を多数回蹴るなどの暴行を加え、内臓損傷などの傷害を負わせ、外傷性ショックで死亡させたとしている。 大阪府警は3月1日に死体遺棄容疑で飯森被告を逮捕。同21日に殺人容疑で再逮捕していた。再逮捕後の当初の調べに「言うことを聞かなかったので腹が立って暴行した」と供述する一方、「殺すつもりはなかった」と殺意を否認していた。

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