2日午後2時すぎ、北海道白老町で、75歳の弟の頭を鉄の棒で殴りけがをさせたとして、80歳の男が逮捕されました。 傷害の疑いで逮捕されたのは、白老町北吉原に住む80歳の無職の男です。 この男は2日午後2時15分ごろ、自宅を訪れていた75歳の弟の頭を鉄製の火かき棒で殴り、けがをさせた疑いが持たれています。 75歳の弟は、頭に切り傷を負う軽傷です。 警察によりますと、火かき棒は全長約70センチ、重さ約600グラムで、男はなんらかの理由で弟と口論になると、腹を立てて犯行に及んだとみられています。 75歳の弟のけがを見た近所の住民が警察に通報し、駆け付けた警察官が男をその場で逮捕しました。 取り調べに対し、80歳の無職の男は「間違いない」と容疑を認めているということです。 警察は、男が口論となったいきさつなど当時の状況を調べています。