２回目の鑑定留置のため身柄を医療機関に移されたのは殺人などの疑いで逮捕された北九州市小倉南区の平原政徳容疑者（４４）です。この事件は２０２４年１２月、北九州市小倉南区のファストフード店で列に並んでいた中学３年生の男女が刃物で刺され女子生徒は死亡。男子生徒は大けがをしたものです。平原容疑者について福岡地検小倉支部は刑事責任能力の有無を調べるため、２０２５年１月から４月１４日まで鑑定留置を実施。２回目の実施は、精神鑑定の結果、刑事責任能力を疑問視する意見が付いたためとみられています。検察は、２回目の鑑定留置について、「重大な事件であり、より多角的に検討する必要がある」と述べています。