盗品の金貨など1400万円相当を譲り受けた疑い 金庫破りや事務所荒らしなど75件被害総額2000万円超の犯行グループの一員か 41歳の男を逮捕

去年11月、盗まれたものであると知りながら、金貨など時価約1400万円相当を有償で譲り受けたとして、41歳の男が逮捕されました。 盗品等有償譲受けと組織犯罪処罰法違反などの疑いで逮捕されたのは、東京都中野区の会社役員、小見昭仁容疑者41歳です。 小見容疑者は去年11月22日、東京都台東区上野5丁目に止めた車内で、盗まれたものであると知りながら、金貨など78点(時価約1427万1770円相当)を有償で譲り受けて、犯罪収益等を得た疑いが持たれています。 警察によりますと、金貨などはこの1週間前に旭川市内から盗まれたもので、事件を捜査していた警察が小見容疑者を割り出し、裏付け捜査を進め、16日に逮捕しました。 警察は、小見容疑者が容疑を認めているかどうかや、いくらで譲り受けたかなどを明らかにしていません。 警察は、小見容疑者が、旭川市内での窃盗事件にも関与していたとみて、事件の全容を調べています。 なお旭川市内で起きた窃盗事件をめぐっては、これまでに小松勇一容疑者(35)、小松直斗容疑者(24、藤川太一容疑者(46)、菅信人容疑者(55)の4人が逮捕されています。(※年齢はいずれも逮捕時) 小松勇一容疑者と小松直斗容疑者は兄弟で、小松勇一容疑者は窃盗グループの主犯格で、事件ごとに仲間を変えて金庫破りや事務所荒らし、自動車窃盗などを繰り返していたとみられています。 小松容疑者らが関与した事件は、75件被害総額は2000万円に上っているということです。

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