今年2月、福岡県大野城市にある宗教施設で女子中学生が16歳未満で自分が5歳以上年上であることを知りながらキスをしたり抱きついたりするわいせつな行為をしたとして宗教施設を管理する63歳の男が逮捕されました。 女子中学生は、学校に関する悩みを抱えていて男は母親と一緒に相談に来た女子中学生を母親と別の部屋に連れ込み、犯行に及んだとみられています。 不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは福岡県篠栗町高田に住む宗教施設の管理者・矢野浩正容疑者(63)です。 矢野容疑者は今年2月21日、大野城市牛頸にある宗教施設で女子中学生(福岡県内居住・10代)が16歳未満で自分が5歳以上年上であることを知りながらキスをしたり抱きついたりするわいせつな行為をした疑いが持たれています。 警察によりますと、矢野容疑者は、宗教施設で訪れた人たちの相談に乗っていて学校に関する悩みを抱えていた女子中学生はこれまでに複数回、母親と宗教施設を訪れていました。 事件当日は相談に訪れた2人に矢野容疑者が「2人きりで話がしたい」などと言って女子中学生を別の部屋に連れ込み、犯行に及んだとみられています。 取り調べに対し、矢野容疑者は「キスをしたりハグをしたことは間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。