去年9月、東京・国分寺市で起きた緊縛強盗事件で、現金回収役とみられる男が逮捕されました。警視庁は、夫婦で闇バイトに関与していたとみています。 木本康寛容疑者（31）は去年9月、仲間と共謀し、国分寺市の住宅で女性（60代）を縛って暴行をくわえ、現金およそ860万円などを奪った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、木本容疑者は闇バイトに応募し現金回収役として現金を受け取り、その後、「現金を公園まで妻に運ばせた」と供述しているということです。 木本容疑者の妻・未穂被告（31）は横浜市の強盗殺人事件などで起訴されていて、夫婦で「闇バイト」に関与していたとみられています。 木本康寛容疑者の父親 「興味本位というか、短絡的にお金を儲けられると考えて（闇バイトに）応募したのかなと」 木本容疑者は取り調べに対し「強盗はわからないが現金を運んだ」と容疑を一部否認しているということです。