【芸能 覆面座談会】新年度が始まりました。各地で夏日が続出し、今年も暑い春が話題となっている中で飛び込んできたのが広末涼子(44)の逮捕。傷害事件としては異例の捜査が続き、逮捕から9日目で処分保留で釈放となりました。何が起きていたのか、ニュースの裏側にいつものメンバーが迫ります。 リポーター フジテレビの問題を巡って、フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株主ダルトン・インベストメンツがフジHDに12人の社外取締役を提案することが判明した。その1人、SBIホールディングス会長兼社長の北尾吉孝氏が会見を開いて名乗りを上げたね。6月の株主総会は大荒れになりそうだ。 週刊誌記者 北尾氏といえば、20年前にライブドアの堀江貴文社長(当時)がフジの大株主だったニッポン放送を買収しようとした際、フジを救ったホワイトナイト(友好的投資家)として知られた人物。今回はフジ側が提案する新体制に異を唱えた形だ。 ワイドデスク 当時は堀江氏と敵対する形だったけど、2人は後に雪解け。第三者委員会の調査報告書を見てその時の判断が間違っていたと述懐し、今回は堀江氏の協力を取り付けるためのラブコールを送っているともとれる言動をしている。 スポニチ本紙デスク 当時フジを救ったにもかかわらず、その見返りがなかったことに腹の中では不満を抱えていたことが今回の立ち回りにつながったという見方もある。ただ会見で北尾氏は「清水賢治社長は残してもいい」と語っていて、取締役の完全刷新を主張するダルトン側とは一枚岩ではないかもしれない。 リポーター そんな中で驚きだったのが、ダルトンの候補の中に旧ジャニーズ事務所の業務を引き継いだ「STARTO ENTERTAINMENT」の福田淳社長の名前が挙がっていたことだ。 ワイドデスク 問題の発端となった中居正広氏が所属していたのが旧ジャニーズ事務所。福田氏のビジネス手腕は評価されているとはいえ、その人選には疑問の声もある。 スポニチ本紙デスク 旧ジャニーズはメディアとの癒着が指摘されたこともあって現行の体制へと生まれ変わった。STARTO社は現在もフジと取引関係にあるから株主総会の決着がどうなるにせよ、キャスティング面で影響が出そうだ。 週刊誌記者 現在、フジHDの筆頭株主は旧村上ファンドを率いた村上世彰氏の長女、野村絢氏で、存在感を強めている。20年前の騒動を収めたフジの日枝久氏が不在となった中、立ち位置を変えて集まったメンバーが繰り広げる仁義なき戦いから目が離せないね。