新聞の「お悔やみ欄」見て通夜で留守の家を狙ったか 連続“空き巣”で75歳男らを逮捕 被害総額860万円相当 福岡・佐賀

福岡県と佐賀県で空き巣などを繰り返していたとして、警察は男2人を逮捕するなどし、捜査を終結したと発表しました。 男らは新聞の「お悔やみ欄」を見て空き巣に入る家を探していたとみられ、被害総額は約860万円相当に上るということです。 住居侵入や窃盗などの疑いで逮捕・起訴されたのは、福岡県久留米市に住む無職の笹野邦俊容疑者(75)です。 福岡・佐賀・熊本の3県警によりますと、笹野容疑者は2019年8月から去年11月にかけて、福岡県と佐賀県の住宅あわせて14軒で空き巣などを繰り返していた疑いです。 被害総額は約860万円相当に上るということです。 警察はこのうち、裏付けが取れた窃盗など4件、被害額約400万円相当分に関して、笹野容疑者と、共犯で知人の竹下明容疑者(73)の2人を逮捕・送検し、うち2件について検察が起訴して捜査を終えました。 笹野被告は、新聞のお悔やみ欄を見て侵入する住宅の狙いを定め、「地図で人目につきにくい家を狙った」「お金が必要で盗みに入った」と供述していて、被害にあった14件のうち10件が通夜のタイミングに留守宅を狙われていたということです。

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