郡山市の保育園でパート職員として働く女が、通っている園児に暴行を加えてケガをさせた疑いで逮捕されました。 郡山市の渡辺由美子容疑者(58)は4月10日、勤め先の市内の保育園で通っている男児の顔を押して転ばせたうえ、平手で顔をたたき、背中に全治7日ほどのケガをさせた疑いがもたれています。 警察によりますと渡辺容疑者は保育士の資格がなく、子どもたちの着替えや食事を手伝う業務を行っていました。 23日、男児の保護者から被害届が出されて事件が明らかになりました。 警察の調べに対して、渡辺容疑者は、「顔を押したことは間違いないが、叩いたことは覚えていない」と、容疑の一部を否認しているということです。 取材した今泉拓磨記者によると、保育園はけがをした児童の保護者に謝罪をした上で、職員を集めて指導し、再発防止を徹底するとしています。 事件があったのは、郡山市内の認可外保育園で、市も経緯を調べているほか、指導も検討しているということです。