堀江貴文、村上世彰と「本格的に動く」SBI北尾吉孝“フジテレビの敵”で20年ぶり見参の全内幕

〈《フジテレビ問題》石橋貴明が謝罪、なにをした? 週刊文春が報じた「フジテレビ女性社員への下半身露出」事案〉 から続く ホテルの会場内には、モーツァルトのフルート四重奏曲が優雅に流れていた。 4月17日午後1時半、ふと腕に光る金色の高級時計に目を向け、司会者を指差したのは、金融コングロマリットを牛耳るグループの総帥。開始のアナウンスと共に歩き出し、壇上の椅子に座る。そして、一際大きな声でこうぶち上げた。 「第三者委員会の報告書で僕は堀江君に悪いことしたな、と。20年前の判断は、珍しく外れていた。そういう中でいよいよ本格的に動くことを決意したんです」 因縁の「堀江君」だけではない。「村上さん」の名前も飛び出した。 「村上さんも随分買われて、5%以上お持ちになり、更にそこから買い進められているということですから」 声の主は、SBIホールディングスの総帥、北尾吉孝会長兼社長(74)。かつて“敵”だったライブドア元社長の堀江貴文氏(52)や、旧村上ファンドを率いた村上世彰氏(65)と共に、「本格的に動く」と宣言したのだ。狙いはもちろん、フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)である。

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