麻生久美子主演、塩野瑛久共演の金曜ナイトドラマ「魔物」(毎週金曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系※一部地域を除く)の第2話が4月25日に放送。一線を越え、許されない恋に落ちていく二人の姿に「マジで衝撃的だった」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。(以下、ネタバレを含みます) ■日韓クリエイター共同制作のラブサスペンス 同作は、テレビ朝日と「梨泰院クラス」などで知られる制作スタジオ・SLLがタッグを組み、日韓クリエイターが共同制作するオリジナルドラマ。愛と欲望をセンセーショナルに描く禁断のラブサスペンスで、不倫、DVなど、愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く。 ■実力派俳優が愛と欲望を抱えるキャラクターを演じる 実力ゆえ将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士・華陣あやめを麻生が、“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ美しく魅惑的な男・源凍也を塩野が演じ、凍也の妻・夏音役を北香那、元人気キャスターで、現在はコスメブランドを展開する実業家・最上陽子役を神野三鈴、陽子の夫で元天才作家の大学教授・名田奥太郎役を佐野史郎が務めている。 また、あやめの先輩弁護士・今野昴を大倉孝二、陽子と名田夫妻の一人息子で凍也の親友・名田潤を落合モトキ、正義感の強いパラリーガル・渚来美を宮本茉由、あやめが所属する法律事務所の代表・井村讃一郎を宮崎吐夢、刑事として登場人物たちと関わる金原真澄をうらじぬの、仁川鯨を若林時英が演じている。 ■一線を越えてしまう凍也とあやめ 「私が、あなたを弁護します」弁護士・華陣あやめは、「夫を助けて」と涙ながらに訴える源夏音の懇願を聞き入れ、彼女の夫・源凍也に接見するため、留置場を訪れる。 凍也には、あやめの恩師でもある大学教授・名田奥太郎の変死事件に関する殺人の容疑がかかっていた。事件が起きた昨夜、現場から立ち去る凍也の姿を目撃したと証言したのは、名田の妻・最上陽子だったという。あやめが凍也に事情を聞くと、夏音の忘れ物を取りに訪れていた。 あやめの瞳を真っすぐ見つめながら、凍也は静かに「自分は殺していない」と語る。やがて彼は、これまでの陽子たち一家との関係性を明かし始める。 高校時代、名田と陽子の息子・潤(落合モトキ)と同級生だった凍也。潤に誘われてフェンシング部に入り、練習相手として名田邸に出入りするようになった。しかしある日、凍也は父を事故で亡くしてしまう。 何もかもを失くした凍也は名田家の離れを借りて住まうことに。恵まれない家庭で育った孤独な凍也にとって、当時の陽子は救いの存在だった。しかし今の陽子は、自分を犯人に仕立て上げようとしている、と凍也は苦しげに訴える。 ■あやめは凍也との許されない恋に落ちていく 過去をすべてさらけ出し、「あなたにうそはつかない」と語る凍也。その純真なまなざしに、あやめは心を揺さぶられていく。後日、あやめは凍也が警察による不当な逮捕だったことを突き止める。 釈放された凍也もまた助けてくれたあやめに強く引かれ、二人は次第に気持ちを抑えられなくなっていく。「俺のこと、本当に信じられますか?」返事の代わりに、交わされる激しいキス。密着する身体、伝わる体温と息遣い、絡み合う指先。 決して交わるはずのなかった二人が、ついに一線を越え、許されない恋に落ちていく第2話に、SNSでは「マジで衝撃的だった」「腹筋に見入ってしまった、、」といった投稿が相次いだ。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部