北川拓実 選挙に行かない危険性を示唆「なってしまってからでは遅いという怖さだったり…」

男性アイドルグループ・「少年忍者」のメンバーで俳優の北川拓実(21)が28日、大阪市内で行われたミュージカル「チョコレート・アンダーグラウンド」(6月21日=大阪・森ノ宮ピロティホール)の取材会に出席した。 同作品は、英・作家のアレックス・シアラーの人気小説を世界で初めてミュージカル化した作品。国民が政治に無関心な間に健康推進を掲げる「健全健康党」が政権を取ってしまい「チョコレート禁止法」が発令されてしまい、全ての甘未が禁止され、こっそり食べれば逮捕され、個性のない人間に作り変えられる矯正施設へ送られる。そんな中で起こる革命の行方を追う物語だ。 チョコレート大好きなスマッジャーを演じる北川は「ミュージカルに出演するってことは一つの目標であり、夢でもあったのでそれが叶うというのは嬉しいですし、光栄に思った。幸せを感じている」としコメントした。 物語について「選挙にみんなが行かなかったことによって、チョコレート禁止法が制定されてしまった。そこからチョコレートを食べると捕まってしまい刑務所送りになってしまう」とあらすじを述べた。 台本を読んだ時について「現実でも選挙に行かずに無関心の怖さ。僕も選挙に行ったことがあるかと言われるとそうでもないし、ちゃんと政治について知ってるかと言われたらそういうことも無かったので、そこも(役どころと)リンクしてて、僕も怖さを感じたというか、興味を持たないことによって、日本でいうと戦争する国になってしまった時に取り返しがつかない。そうなってしまってからでは遅いという怖さだったりを感じて、危機感を覚えた。自分も勇気を持って、ひとりひとり行動して行かないと、(日常が)大きく変わってしまったり、平和が崩れてしまうと気づかされた作品」と語った。

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