4月29日は英王室ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃の14回目の結婚記念日! 世紀のロイヤルウエディングと謳われた式の様子は、ロンドンから世界中に生中継され、キャサリン妃の美しいウエディングドレス姿は今なお語り草。今回は、この記念すべき日にあわせて、各国王室のプリンセスたちが纏(まと)った、憧れのウエディングドレスを振り返ってみよう。一般人にはなかなか手の届かない、夢のような特注ドレスたち――。あなたのお気に入りは、どの一着だろうか? スコットランドの名門セント・アンドルーズ大学で出会ったウィリアム王子とキャサリン妃。約10年にわたる交際を経て、2011年4月29日、ロンドンのウェストミンスター寺院で結婚式を挙げた。 英王室において盛大なロイヤルウエディングが行われたのは、チャールズ皇太子とダイアナ妃以来、実に30年ぶりのこと。イギリス国内では2000万人以上がテレビ中継を視聴し、世界中でその映像を見た人は約20億人にも達したといわれる。 キャサリン妃が纏ったのは、アレキサンダー・マックイーンのサラ・バートンが手がけた一枚。繊細なレースのロングスリーブと、美しくシェイプされたウエストから広がるスカートが印象的だった。トレーンの長さは約2.7メートルにおよび、妹のピッパ・ミドルトンがその裾を持つ姿も大きな話題となった。 レースには、イングランドのバラ、スコットランドのアザミ、ウェールズのスイセン、アイルランドのシャムロックという、イギリスを構成する4地域の国花を刺繍し、敬意を表現。ティアラはエリザベス女王から貸し出された「ヘイロウ・ティアラ」で、888個ものダイヤモンドが贅沢にあしらわれている。手にしたブーケには、エリザベス女王が愛したスズランが取り入れられていた。 現在、ふたりの間にはジョージ王子(11歳)、シャーロット王女(10歳)、ルイ王子(7歳)の3人の子どもが生まれ、世界中から愛される家族となっている。