今年2月、銀行員を装って仙台市内に住む女性からキャッシュカードをだまし取り、現金150万円を引き出し盗んだとして17歳の少年が逮捕されました。 詐欺と窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定、無職の17歳の少年です。 警察によりますと、少年は、今年2月6日、銀行員を装って仙台市太白区に住む70代の女性の自宅を訪れ「キャッシュカードを受け取る。カードは1週間後に届ける」とうそを言ってキャッシュカードをだまし取り、そのカードを使って仙台市内の銀行のATMから現金150万円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。 少年が女性の自宅を訪れる前には、別の銀行員を名乗る者から女性の自宅に「還付金がある。カードを取り替える必要があるので経理の担当者を向かわせる」とうその電話があったということです。 少年は、特殊詐欺グループの「受け子」や「出し子」を担っていたとみられていて調べに対し、「仙台でこの様なことをしたのは間違いない」などと容疑を認めているということです。 警察が共犯者の行方や余罪についても詳しく調べています。