ことし8月、久喜市や桶川市などで不審火が相次いだ事件で、警察はこれまでに3度逮捕され、起訴されている61歳の男を久喜市の店舗などに放火し、全焼させた疑いで再逮捕しました。 非現住建造物等放火と現住建造物等放火の疑いで再逮捕されたのは、久喜市菖蒲町小林の無職・大熊文男容疑者(61)です。 警察によりますと、大熊容疑者は、ことし8月4日の午前4時ごろ、久喜市菖蒲町にある木造2階建て店舗と、木造2階建て住宅に放火し、全焼させた疑いが持たれています。 調べに対し、大熊容疑者は「今は話しません」と認否を保留しているということです。 捜査関係者によりますと、ことし8月以降、久喜市と桶川市、伊奈町であわせて13件の不審火が発生していて、警察はすべてに大熊容疑者が関わったとみて捜査しています。