他人が所有する納屋で、段ボールに灯油をまいたうえ、ロウソクやマッチを使って放火しようとしたとして1日、会社員の男が大田警察署に逮捕されました。 非現住建造物等放火未遂の疑いで逮捕されたのは、島根県大田市に住む会社員の男(60)です。 調べによりますと、男は3月22日午前6時20分頃、大田市内の他人が所有する納屋で、ダンボールに灯油をまいたうえ、ロウソクやトイレットペーパーが入ったプラスチック製容器にマッチで火をつけ放火しようとした疑いが持たれています。 納屋を所有する男性から「自宅納屋内でプラスチックが燃えていた」と警察に通報があり、防犯カメラ映像など所要の捜査から男の犯行が明らかになったとして逮捕しました。 火は、燃え広がる前に発見した男性によって消し止められ、プラスチック製容器は男の所有物だったということです。 調べに対し男は「間違いない」と容疑を認めていて、警察が2人の関係性や犯行の動機など詳しい調べを進めています。