逮捕の男宅と別の場所で焼かれた可能性 川崎女性遺体遺棄事件

神奈川・川崎市で、20歳の女性が元交際相手の男の自宅から遺体で見つかった事件で、女性の遺体は自宅とは別の場所で焼かれた可能性があることが分かりました。 この事件は、2024年12月から行方不明になっていた岡﨑彩咲陽さん(20)が元交際相手の白井秀征容疑者(27)の自宅で遺体で見つかったもので、警察は3日、アメリカから帰国した白井容疑者を死体遺棄の疑いで逮捕しました。 岡﨑さんの遺体には焼かれた痕があることが分かっていますが、その後の取材で、白井容疑者の自宅には燃やされた形跡がないことから、別の場所で焼かれ、その後、自宅に運ばれた可能性があることがわかりました。 また、岡﨑さんは2024年12月に「白井容疑者がうろうろしている」と通報するなど、複数回相談していましたが、警察はいずれも「ストーカー事案」ではなく「DVが疑われる事案」として扱ったということです。 捜査関係者は「解消したと思われた交際関係が継続するなどしていたため、ストーカー事案として認定することが難しかった」と話しています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加