警察官や検事を装うオレオレ詐欺 60代女性が50万円被害

4月、県外の警察官などを装う人物からのうその電話で宮古島市に住む60代の女性が現金50万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。 警察によりますと、4月21日、午前11時ごろ宮古島市に住む60代の女性にカード会社を装う男から「あなた名義のクレジットカードが不正に利用されている。身に覚えがないなら被害届を出した方がいい」とうその電話がありました。 その後、電話は警察官を装う男に代わり「あなた名義の通帳が見つかった、調べる必要があるので県外に来て下さい」と出頭するよう要求。 さらに電話は、検事を装う人物に代わり、女性を無料通信アプリに誘導しビデオ通話で守秘義務命令などと書かれた文書を見せたうえで「あなたに詐欺容疑がかかっていて、お金の流れを調べなければいけない」と現金を要求してきたということです。 話を信じた女性は金融機関のATMで指定口座に現金50万円を振り込みましたが、その後も金を要求されたことから警察に相談し詐欺事件が発覚しました。 県警は「警察が電話で金銭を要求したり、テレビ電話で逮捕状などを見せることは絶対にない不審な電話は必ず詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

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